膵がん
膵がんとは膵臓から発生した悪性腫瘍(がん)のことで、膵臓がんともいわれます。膵がんはその大部分が膵液の通路である膵菅の上皮から発生します。部位により、膵頭部がん、体部がん、尾部がんに分けられます。膵頭部がんでは黄疸が早期から見られることがあります。膵がんは早期に転移しやすい傾向にあります。肝臓、リンパ節、肺などへの転移がよくみられます。腹腔内にがん細胞が種をまかれたように広がる腹膜播種性転移が発生することがあります。日本では、毎年3万人以上が膵がんで亡くなっていますが、膵臓が体の深部に位置することから、その診断と治療はいまだに難しいといわれています。また、膵がんの発生要因も解明されていません。また、早期の場合自覚症状はほとんどありません。
ゆうあいクリニックで行われている膵がん検診
膵臓は身体の深部にある臓器のため、早期発見は難しいとされており、膵がんの検出には、造影CTや造影MRIなど、他の検査と相補的に用いることにより、検出能を向上が期待されます。PET検査により、術前のCTやMRIにて検出し得なかったリンパ節転移、肝転移、遠隔転移が偶然発見されることもあり、治療方針の変更に寄与することがあります。
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注意事項
- 前日から検査終了まで運動はお控えください。筋肉を使うと画像の精度が落ちることがあります。
- 検査薬剤(FDG)注射後、薬剤が全身に行き渡るように安静室で1時間前後の安静をとっていただきます。安静中は読書、散歩、会話などはお控えください(会話をすると喉頭(のど)の筋肉が、読書をすると目の周囲の筋肉のほかに、本を持つ両腕や頭部を支える頸部の筋肉が運動することになります)。余計な領域にFDGが集まってしまうと、病変へ集まるべきFDGの量が減ってしまいます。その結果、安静にしていれば見つけられたはずの病変が見逃されるおそれがあります。
- 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
- 糖尿病などで、検査施行時の血糖値が高い場合は、検査の感度が低下する場合があります。
ゆうあいクリニックのがん検診には、腹部を含む頭頂部から大腿基部までのCT検査が標準でセットされています。
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- 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
ゆうあいクリニックの検診では、スタンダード、スタンダード脳プラス、プレミアム、人間ドック、人間ドック脳プラスの各コースに標準でセットされています。
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注意事項
- 撮影のためにゼリーをつけたプローブ(探触子)を使います。ゼリーは体に無害です。
膵がんを検査する腫瘍マーカーには、基本6項目、消化器4項目が有効です。
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ゆうあいクリニックのすべての検診コースに含まれています。
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