東京・神奈川でがん検査を受けるならゆうあいクリニック

気になる病気

大腸がん

大腸がん画像
大腸がんは大腸の粘膜から発生するがんです。良性の腺腫ががん化する場合が多いと考えられています。部位により結腸がん、直腸がんに分けられます。腫瘍は粘膜から腸壁に浸潤し、腸外に広がります。リンパ節や肝、肺転移がよくみられます。腹腔内にがん細胞が種をまかれたように広がる腹膜播種性転移が発生することがあります。大腸がんは、1990年代までに急速に増えたがんの一つで、毎年約10万人が新たに大腸がんになっています。発症早期は無症状ですが、進行すると、腹部膨満感、血便、便秘、下痢、便柱狭小化などの症状が出現します。がんが粘膜にとどまっている状態なら、お腹を切らない内視鏡による切除も可能で、ほぼ100%が完治します。

ゆうあいクリニックで行われている大腸がん検診

PET検査

陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography)の略称で、ブドウ糖を多量に摂取するがん細胞の特性を利用する検査です。CTやMRIなどが臓器の形から異常を見つけるのに対し、PETは細胞の活動の様子から異常を発見します。検査方法は、ブドウ糖によく似たFDGという検査薬剤を体内に注射し、全身に行き渡らせます。がんはブドウ糖を取り込むという性質があるため、FDGの集まり具合をPETカメラで画像化することで、がんの有無や位置、大きさを調べることができます。小さながんの発見に優れ、他の検査では困難な「腫瘍の良性・悪性」の判断も可能です。CTやMRIが特定の部位を指定して撮影するのに対し、PETは1回で全身を検査できるという優れた特徴を持っているため、予期せぬところに生じた転移や再発にも、早期に発見できる検査として期待されています。検査にともなう痛みはありません。また、PET/CT装置の出現により、PET検査とCT検査を同時に行うことができるようになり、診断能力が飛躍的に向上しました。ゆうあいクリニックのPET検査で使用している機械はすべてPET/CT装置です。

PETは大腸がん診断においても非常に有用ですが、大腸などの消化器は活動が活発なため、自然にFDGが集積しやすい臓器でもあるので、PETでがんの原発巣を発見するのが難しい場合があります。リンパ節や肝臓などへの転移や再発に関しては有用ですが、便潜血陽性があった場合など精密検査では、内部の様子を直接見ることができる大腸内視鏡をお勧めします。

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  • 注意事項

  • 前日から検査終了まで運動はお控えください。筋肉を使うと画像の精度が落ちることがあります。
  • 検査薬剤(FDG)注射後、薬剤が全身に行き渡るように安静室で1時間前後の安静をとっていただきます。安静中は読書、散歩、会話などはお控えください(会話をすると喉頭(のど)の筋肉が、読書をすると目の周囲の筋肉のほかに、本を持つ両腕や頭部を支える頸部の筋肉が運動することになります)。余計な領域にFDGが集まってしまうと、病変へ集まるべきFDGの量が減ってしまいます。その結果、安静にしていれば見つけられたはずの病変が見逃されるおそれがあります。
  • 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
  • 糖尿病などで、検査施行時の血糖値が高い場合は、検査の感度が低下する場合があります。

腹部CT検査

X線を照射して臓器の形の異常を見つける検査です。ゆうあいクリニックではCTで撮影します。レントゲン撮影によって写し出したX線画像は立体物をフィルム画像に焼き付けたものを指すことが多く、前後の像が重なって写ります。これを読影という方法で重なった画像の影の濃淡でその立体的形を予測していくため、正確な診断は不可能で、診断する医師の経験や読影能力に大きく左右されます。CTは人体を輪切りにした画像を撮影でき、薄く広がっているタイプのがんや、悪性度の低い高分化がんの発見にも優れているため、大腸がんの転移や周辺の臓器へのがんの広がりを調べることができます。写った画像がそのまま画像として見えるため、精度の高い診断を行う事ができ、治療計画に大きく貢献します。

ゆうあいクリニックのがん検診には、腹部を含む頭頂部から大腿基部までのCT検査が標準でセットされています。

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  • 注意事項

  • 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。

骨盤部MRI

MRI(Magnet Resonance Imaging:磁気共鳴画像)検査は、人体に強力な磁場・電磁波を加えることによって生じる核磁気共鳴現象を利用し、発生したラジオ波を受信して画像化する検査です。あらゆる角度から体内の状態を画像化して、疾病の有無を調べます。人体を輪切りにした画像を撮影するということでCT検査と混同されがちですが、両者はまったく異なる検査です。MRI検査ではX線を使用しないため、放射線被ばくはありません。MRIはCTのように短時間で広範囲を撮影することはできませんので、全身のスクリーニングには不向きですが、画像には組織に含まれる水分量や線維質、金属などが鋭敏に反映されるため、CTよりも組織の差を明瞭に画像化することができ、局所の病気の広がりを詳しく調べることができます。

大腸がんの場合は、主に直腸がんの周囲組織への浸潤、とくに前立腺や膀胱、子宮といった他臓器への広がりを検査したい場合に行われます。

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  • 注意事項

  • 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
  • 体内金属がある場合は画像が劣化することがあります。該当する方は、検査当日に看護師にお伝えください。
  • 心臓ペースメーカー、人工内耳、植込み型除細動器がある方、検査日から2か月(8週間)以内に血管内ステント(冠動脈ステント、大動脈ステントなど)挿入術、血管内コイル挿入術を受けた方はMRI検査はできません。
  • 閉所恐怖症の方は検査ができない場合があります。該当する方は、検査前に必ずご相談ください。
  • カラーコンタクトは発熱する可能性がありますので、検査前に外していただきます。また、刺青やアートメイク等も発熱の恐れがありますので、安全のため検査を中止する場合があります。
  • 検査当日の人工毛(パウダー・スプレー)のご使用はお控えください。MRI装置が故障したり、画像が劣化することがあります。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカー検査は、がんに特化した血液検査で、がん細胞が発生することで生じる特有の物質や、がん細胞を認識して正常細胞が作り出す物質などを調べます。全身のさまざまながんに対応する、代表的な腫瘍マーカー「基本6項目」や、消化器のがんの発見に役立つ「消化器4項目」、さらに、がん抑制遺伝子のp53の変異をとらえ、今までの腫瘍マーカー検査と比べて、早期がんの陽性率が高い「抗p53抗体検査」が検査可能です。

大腸がんを検査する腫瘍マーカーには、基本6項目、消化器4項目、抗p53抗体検査が有効です。

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血液基本検査(53項目)

がん検診の各コースに標準でセットされている検体検査では、血液を採取し、53項目もの検査を行います。がんの有無を調べることはもちろん、生活習慣病全般をチェックできます。

ゆうあいクリニックのすべての検診コースに含まれています。

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便潜血検査

一般的に「便潜血反応」は大腸の異常をみるときに使用します。大腸の疾患では大腸がんのほか、大型の大腸ポリープ、大腸憩室症、大腸炎などでも陽性となります。便潜血検査は便を採取するだけなので、受診者の負担が少なく、自治体検査でも推奨されていますが、出血するような、ある程度大きくなった病変でないと陽性になりません。早期癌、特に平坦な癌 は出血しないことが多く見逃されやすく、また痔でも陽性になってしまうということも理解した上で検査にのぞんでください。

ゆうあいクリニックのすべての検診コースに含まれています。毎回必ず出血するわけではないことから潜血を採取できないこともあるため、ゆうあいクリニックにおける便潜血検査は日を変えて2日分採取することになっています。しかし、それでも潜血反応が出ない場合もありますので、「再検査で陰性だったから、大腸がんはない」と安心してはいけません。一回でも陽性が出たら、精密検査を受ける必要があります。

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大腸がんTIPS

市区町村で行われている大腸がん検診

日本人の死亡者数が特に多い五つのがんは主要5大がんとされています。これらのがんは、検診により死亡率を減少させられることが証明されています。主要5大がんは、公費の補助により、市区町村でもほぼ年間を通して行われています。大腸がんは主要5大がんのため、市区町村で検診を受けることも可能です。市区町村で行われている大腸がん検診は、便潜血検査です。便潜血検査は、専用の容器に少量の便を採取し、便の中に血液が混ざっていないかどうかを調べてもらう検査です。検査結果が陽性の場合、必要に応じて精密検査を行います。40歳以上は1年に1度受診することが推奨されています。

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