子宮体がん
子宮がんは、外子宮口付近に発生することが多い子宮頸がんと、子宮内膜から発生する子宮体がんがに分けられます。子宮体がんは、閉経以後の年代に多いと言われています。乳がんと同様、食生活の欧米化などにより、日本人患者が増えています。欧米では減っているがんの死亡者数が日本では増えているのは、これらの理由が大きいようです。子宮体がんは、早期から不正出血があります。ホルモン異常と自己診断せず、検査を受けて病変の有無を確認することが大切です。
ゆうあいクリニックで行われている子宮体がん検診
PET検査は子宮体がんにも有用とされています。また、子宮体がんは、リンパ節に転移しやすいため、治療前の病巣の広がりの診断(病期診断)、治療中の効果判定、治療後の再発・転移診断などにも利用されます。
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注意事項
- 前日から検査終了まで運動はお控えください。筋肉を使うと画像の精度が落ちることがあります。
- 検査薬剤(FDG)注射後、薬剤が全身に行き渡るように安静室で1時間前後の安静をとっていただきます。安静中は読書、散歩、会話などはお控えください(会話をすると喉頭(のど)の筋肉が、読書をすると目の周囲の筋肉のほかに、本を持つ両腕や頭部を支える頸部の筋肉が運動することになります)。余計な領域にFDGが集まってしまうと、病変へ集まるべきFDGの量が減ってしまいます。その結果、安静にしていれば見つけられたはずの病変が見逃されるおそれがあります。
- 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
- 糖尿病などで、検査施行時の血糖値が高い場合は、検査の感度が低下する場合があります。
腹部CT検査
ゆうあいクリニックのがん検診には、腹部を含む頭頂部から大腿基部までのCT検査が標準でセットされています。
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注意事項
- 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
ゆうあいクリニックのがん検診では、レディース、レディース脳プラス、スタンダード、スタンダード脳プラス、プレミアムの各コースに標準でセットされています。
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注意事項
- 妊娠中またはその疑いのある方は受診できません。
- 体内金属がある場合は画像が劣化することがあります。該当する方は、検査当日に看護師にお伝えください。
- 心臓ペースメーカー、人工内耳、植込み型除細動器がある方、検査日から2か月(8週間)以内に血管内ステント(冠動脈ステント、大動脈ステントなど)挿入術、血管内コイル挿入術を受けた方はMRI検査はできません。
- 閉所恐怖症の方は検査ができない場合があります。該当する方は、検査前に必ずご相談ください。
- カラーコンタクトは発熱する可能性がありますので、検査前に外していただきます。また、刺青やアートメイク等も発熱の恐れがありますので、安全のため検査を中止する場合があります。
- 検査当日の人工毛(パウダー・スプレー)のご使用はお控えください。MRI装置が故障したり、画像が劣化することがあります。
子宮体がんを検査する腫瘍マーカーには、基本6項目、抗p53抗体検査が有効です。
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子宮体がんTIPS
市区町村で行われている子宮体がん検診
日本人の死亡者数が特に多い五つのがんは主要5大がんとされています。これらのがんは、検診により死亡率を減少させられることが証明されています。主要5大がんは、公費の補助により、市区町村でもほぼ年間を通して行われています。子宮がんは主要5大がんのため、市区町村で検診を受けることも可能です。市区町村で行われている子宮がん検診は子宮頸がん検診ですが、本人が同意する場合には、子宮頸部の細胞診に引き続き、子宮体部の細胞診も行います。