PETによるがんの発見例
甲状腺がん＜６０代・女性＞
特に自覚症状はなかったが、超音波検査で甲状腺峡部に1cm大の腫瘤を発見、PETでも著明な集積がみられた。最寄りの医療機関で受診し、生検の結果、甲状腺乳頭がんと診断された。
左：PET検査での画像。喉の付近に薬剤の集積がみられる。
右：超音波検査画像。黒くなっている部分が腫瘤。
卵巣がん＜４０代・女性＞
右卵巣の位置に薬剤の高集積が認められ、PET検査画像とMRI検査画像を重ねあわせることにより卵巣がんと診断された。
左：PET検査での画像。右卵巣の位置に強い集積がみられる。
右：PETとMRIのフュージョン画像。
大腸がん＜７０代・女性＞
回盲部に薬剤の強い集積がみられた。後日、別の医療機関において内視鏡検査を行った結果、大腸がんであることが確定した。
矢印の部分が大腸がん。
乳がん＜４０代・女性＞
自覚症状はまったく無かったが、右の乳房にがんが見つかる。後日、最寄りの医療機関において手術を行った。
矢印の部分が乳がん。
白血病＜６０代・男性＞
脊椎、骨盤骨、上下肢に著明な薬剤の集積が認められ、血液疾患が疑われた。 血液検査で白血球が25万/μlと著明な上昇あり。慢性骨髄性白血病と診断された。
脊椎、骨盤、四肢に集積がみられる。
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