FDGとは
FDG とは、F(フッ素)とDG(デオキシグルコース:ブドウ糖に非常によく似た糖の一種)の2つの部分から成り立っています。F(フッ素)はサイクロトロンで作られ、合成装置でDG と合体されます。毎日当クリニック内で合成・精製し、安全性を確認しています。
FDG の安全性
FDGはブドウ糖によく似た放射性薬品です。この薬剤による重篤な副作用の報告はありません。
検査精度向上を目指し、院内でFDG を合成
F(フッ素)はサイクロトロンという機械を用いて製造しますが、初期投資コストとランニングコストが共に高額のため、PET 検査を行っていてもサイクロトロンを所有している病院は少ないのが現状です。しかしながら、FDG は短時間で減衰してしまうという性質を持っているため、検査施設で合成・精製することが理想的です。ゆうあいクリニックでは、精度の高い検査を行うため、また安定した検査を実施するため、このサイクロトロンを2台所有し、検査直前にクリニック内でFDGを合成しています。こうして作られたFDGは、厳重な品質管理が行われ、万全の体制で検査を行っています。