日本人の死亡原因第1位に君臨する「がん」。 日本は、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる世界有数のがん大国です。一昔前とは異なり、がんの半数が治る時代、がんを抱えながら働く人が増えています。特に、急増している女性特有のがんの発症は、30~40代の働き盛りに多いといわれています。
日本人の死因(1位~5位):人口10万対
※出典:厚生労働省 平成26 年人口動態統計月報年計
日本人男性の発がん要因は、喫煙が約30%、ウイルス・細菌への感染が約23%、飲酒が9%、塩分摂取が1.9%、野菜・果物の摂取不足が1.4%、肥満が0.8%、運動不足が0.3%だという統計数字が出ています。つまり、がんの約6 割は、生活習慣の見直しによって予防が可能だということになります。
生活習慣の見直しを行うことで、がんのリスクは大幅に低減できますが、どんなに生活習慣を気を付けていたとしても、がんになる可能性は否定できません。また、現在、がんの5 年生存率は6 割近くですが、早期発見できれば、ほぼ9割が完治します。早期発見のためには検診を受けるしかありません。しかしながら、欧米のがん検診受診率が70%以上あるのに対し、国内におけるがん検診受診率は20%〜30%ととても受診率が低いのが現状です。
<主要5大がんの検診受診率>
※出典:平成25年国民生活基礎調査
がんは1cm 程度にならないと発見できません。しかし、乳がんの場合は、たった1 年半程度で1cmのがんがその倍の大きさになります。さらに、早期がんの多くは、痛みなどの症状がありません。これらの理由からも、がんを早期発見するために「がん検診」が必要となります。
ゆうあいクリニックのがん検診と人間ドックで、どのような違いがあるのか分かりにくいという方のために、それぞれの特徴をまとめました。
<がん検診と人間ドックの特徴>
全身のがんの発見
生活習慣病の発見
全身のがん
・高血圧
・脂質代謝異常
・糖尿病 等
・家族にがんの既往歴がある方
・喫煙者(以前喫煙していた方を含む)
・がんの治療歴のある方
・がんが気になる方
・生活習慣病を全般的に調べたい方
9時~18時(日・祝日・年末年始除く)
※本ダイヤルでの通話は、電話応対の品質向上とお問い合わせ内容確認のため、録音させていただいております。
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